神奈川県理学療法士会50周年記念誌
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―140―第25回関東甲信越ブロック理学療法士学会は、神奈川県理学療法士会が担当し、2006年9月9日、10日の2日間にわたってパシフィコ横浜会議センターの3階と5階を学会会場として開催されました。学会長は当時の神奈川県士会長であった神内擴行先生が務められました。学会長の強い意向により学会テーマは設けず、「理学療法士が臨床の場で有効に利用できるような最新の知識を提供すること」と「集まった理学療法士が自分達の抱える問題を気楽に話し合って、将来の理学療法活動につなげるための輪(和)を広げよう」の2つを学会開催のコンセプトとし、「ひろげよう知識の輪・PTの和」というキャッチフレーズを掲げました。最新の知識を得る場として、泰羅雅登先生(日本大学大学院総合科学研究科・日本大学医学部先端医学講座)による特別講演「運動の学習と脳機能」、鶴見隆正先生(神奈川県立保健福祉大学)による教育講演1「高齢化社会における理学療法士の臨床力の高め方」、渋谷肇先生(相模原協同病院)による教育講演2「脳血管障害に対する脳血管内治療の進歩と展望」などを企画しました(所属は当時)。また、日頃抱えている仕事上の諸問題を気楽に話し合う場として「働く女性が求め学会会場入口の看板と学会ロゴマーク「PTのひろばⅠ」開会式での学会長挨拶特別講演時の会場内の様子第25回関東甲信越ブロック理学療法士学会を振り返って北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科理学療法学専攻準備委員長(当時) 清 水   忍

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