新生涯学習システム開始時期の延期について
新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るい、本邦においても地域格差はあるものの医療崩壊の可能性が強く懸念される中、最前線で患者・利用者の健康と安全を守りながら理学療法を提供している会員諸氏に心より敬意を表します。
首都圏における緊急事態宣言の発出は時間の問題との報道がなされております。日本理学療法士協会の理事会において、日本理学療法士協会主催の2020年度上期の対面集合事業の全面中止を決定したところです。
これを受けて、今年度予定されていた現行の生涯学習制度における対面研修の開催が困難となり、新制度への移行に関して会員に大きな不利益が生じる事態となりました。これらの状況を鑑み、現行制度を2022年3月まで継続することを決定いたしました。
これに伴い、新生涯学習システム開始を1年延期し2022年4月からとします。
なお、延期によって会員に新たな不利益が及ばないような措置も慎重に検討しておりますので、今後の日本理学療法士協会からのお知らせをご参照いただければ幸いです。また、中止となった対面集合事業については、代替案の検討に入っております。
サービスの低下を極力回避できるよう最大限の努力を行いますので、ご理解ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。
最後になりましたが、医療従事者として自覚を持った生活を送り、自身の健康はもちろんのこと、患者・利用者のみならず支えてくれるご家族の健康も守り続けて頂けることを祈念致します。