会員の皆さま、こんにちは。会長の内田賢一です。
令和6年5月12日(日)の13時から16時半まで、神奈川公会堂で「令和6年度新人オリエンテーション(新オリ)」が開催されました。令和2年度から令和5年度までの4年間は、コロナ禍により対面形式での新オリを中止しオンラインでの開催でしたが、今回は実に5年ぶりの対面開催となりました。コロナ前は、毎回300名以上が参加する一大イベントだったのですが、今回の参加者は150名だったので、ちょっとこじんまりした印象でした。新オリの開催については、例年紙媒体での本会ニュースで広報をしていましたが、世の中の流れに合わせて、本会ニュースも今年度からWeb媒体での提供となりました。待っていれば手元に届く紙媒体と異なり、会員自らがHPにアクセスをして閲覧しなければならなくなったので、周知の方法に少し検討の余地があるのではないかと想像しています。
休日だったにも関わらず会場に来ていただいた皆様は、オリエンテーションの最中に寝ている人はほとんどおらず、3時間半にわたって皆さん熱心にメモを取っておりました。最近の若い人は・・・なんてネガティブな話をたまに耳にしますが、今回の新オリではネガティブな印象は一切なく、これからの日本の理学療法を背負っていく若い方々が、本当に頼もしく見えました。理学療法士になって良かった、神奈川県理学療法士会の会員になってよかった、と感じてもらえるように、日本で一番楽しく県民に信頼される理学療法士会にすべく、私も精いっぱい努力していこうと改めて肝に銘じた日となりました。
実は、新オリが開催された当日の午前中、本会の事務所で令和5年度の監事監査が執り行われました。この監事監査は、本会の事業が計画通りに健全に運営されているのか、お金の管理と合わせて調査をすることが目的です。会長・副会長・局長で構成される常任理事と監事で質疑応答を行い、次に事務所の職員立ち合いの下、事務局長と監事で財務状況の確認が行われました。監査は穏やかに執り行われ、特に大きな問題点を指摘されることもなく終えることができました。ここ数年間は、内部統制システムの構築を指摘され続けてきましたが、令和5年度は当該部分に大幅な改善が認められたことにより、指摘事項から削除されました。これもひとえに理事と事務所の皆さまのご努力の賜物であると、心より感謝申し上げます。
次は、本会が大きな変革を目指すために重要となる、定時総会が待っています。会員の皆さま、どうぞ総会成立に向けてお力添えいただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
公益社団法人神奈川県理学療法士会
会長 内田賢一