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理学療法士の皆様へ

会長の掲示板

参議院予算委員会において、理学療法士の処遇改善の質疑がありました

掲載日:2023/11/28

会員各位

 

 本日令和5年11月28日(火)、参議院予算委員会において、公明党の山本香苗議員より医療職種の処遇改善に関する質疑が行われました。質問内容は、介護職、理学療法士、作業療法士、看護師等900万人もの一大産業である医療職は、公定価格によって給与が決まってくることにより、来年度に診療報酬が削減された場合には生活困窮がますます広がると発言がありました。

 

 特に、理学療法士については日本理学療法士協会の資料を基にして発言があり、20年間給与水準が変わらず、ある県においては大学を卒業した理学療法士のうち半数以上が理学療法士を辞めて、製造業等まったく異なる業種に転職をしており、医療人材の流出が止まらないことが指摘されました。

この質問に対して、武見敬三厚生労働大臣からは、医療職種の処遇改善は重要課題であり、来年度に向けて関係各所と調整するとの回答がありました。

 

 また、山本香苗議員は、鈴木俊一財務大臣がリハ議連の会長であると発言をしたうえで、回答を求めました。それに対して鈴木俊一財務大臣からは、理学療法士等の処遇改善は喫緊の課題であることより、厚生労働省と協働して処遇改善に取り組むとの回答がありました。

 

 来る12月6日には、都内でリハ議連の臨時総会が開催される予定です。リハ3団体の会長と鈴木俊一リハ議連会長(財務大臣)、そしてリハ議連に参加していただいている衆議院、参議院の議員の先生方が厚生労働省に対して理学療法士等の処遇改善を求めて発言される予定です。トリプル改定が目の前まで来ているこの段階において、今、このタイミングが我々理学療法士の処遇改善に向けた最後の戦いになります。

 

 神奈川県理学療法士連盟では、神奈川県選出の国会議員や県議会議員を応援してくれる仲間を募集しています。本会の活動からは少し離れますが、本会と連盟は理学療法士の職域拡大、社会的地位の向上、処遇改善において同じ方向を向いて動いています。どうぞ会員の皆さまにおかれましては、これらの活動を他人事とは思わず、我々理学療法士を全力で応援してくれる議員の先生方を後方支援し、我々の社会的地位や処遇改善が獲得できるよう、ご協力ください。本会も全力で応援します。

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